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「戦場日誌」
〜或いは駄目人間の反省部屋〜
2000/04版 その1

一言言いたい!という場合は掲示板か下の一言メールの方にどうぞ。お戻りはこちらから。



2000/04/01 (土)

【虹のありか】

今日のゲームショウに関しては、別レポートでアップしておきますんで乞うご期待!・・・させる程の内容はありませんが(^^;

幕張メッセを13時過ぎにあとにして、眠い目を擦りながら一路秋葉原へ!その目的は取り寄せたXtのパーツと、久々に予約してまで買おうとしているエロゲー「虹のありか」を受け取ることにあります。

まあ、事前にソフマ○プ予約を取っていたので慌てることはなかったんですが、明日は来られるかどうか解らない(実ははGRAYの突発ライブだかなんだかがあって、日曜の秋葉はパニック状態だったそうです。全くいい迷惑だよな(^^;)ので、道中何度か道に迷ったり、死ぬ思いをしながらも3時過ぎに秋葉に辿り着くことが出来ました。

でも、予約を取っているからといって、ソフマ○プには直行しません。値段とサービスのバランス如何によっては、容赦なく予約券も握り潰す。例え鬼と呼ばれようとも、それが漢の逝く道なのです!(ひでぇ(^^;)

何件かの店を探索した結果、

1.サトームセ○  :\5,680 おまけなし
2.メッセサ○オー :\6,500 ホスター2本・テレカ付き
3.ソフマ○プ   ;\5,900 ポスター2本・設定資料集付き

となりました。貴方ならどれを選びます?
私の場合は、結局は2でした。普段の私であればテレカよりも設定資料集を取るところなのですが、実は、以前メ○セで同人誌を買った時に、何故かおまけでこの設定資料集をもらっていたのです。・・・ソフマ○プさん、ゴメン(笑)

その他一通りの買い物も済み、新宿中央公園で行われていた知り合いの花見に乱入しようかなぁ・・・なんて思ったんですが、時間と体力の問題で敢えなく断念。大人しく家に帰還しました。当然のことながら、道中何度か死にはぐれましたが(笑)

んで、家に辿り着いてバタンのキュー・・・となる筈が、何故かBrunnhildeを立ち上げてインストールしている男の姿が(笑)
初回は軽く流すつもりで、取りあえず喫茶店のお姉さん狙い!・・・の筈が、いきなりシナリオはあとから出てきたお嬢様に強制移行(笑)あとは基本的な選択肢さえ間違えなければ無事エンディングに辿り着けました。

ゲームのシナリオは私的には好きですが、人によっては「ありきたり」とか「捻りが足りない」とか云いそうだし、グラフィックもLEAFの水無月さんによく似ているし、初回版はバグが多いし(現在は対応パッチダウンロード可)と、人によってはかなりきつい評価を下しそうな気もしますが、私としてはなかなか気に入りました。・・・特に妹が(爆)

元々、調教系・陵辱系のゲームというのは苦手な質で(根が偽善者だから(笑))、どちらかというとこういったほのぼの系・探偵ものや猟奇もの(猟奇と陵辱は違うんで注意!要は、江戸川乱歩・横溝正史の耽美な世界という感じです)が好きなんですよね。だから、最近の調教・陵辱がメインのエロゲーはあまりやる機会がないのですが・・・(^^;
そう云った意味では、このゲームは私のツボに見事にはまったみたいです。暫くは、PCは此奴、家庭用機は「北へ」で決まりかなぁ・・・あ、木曜日に買ったEVE-ZEROは封も開いてないや(笑)

※「虹のありか」に興味を持った人は、OfficialページにGo!

TEA project Official Homepage



2000/04/02 (日)

【ときパ】

前日のダメージも回復し切れぬまま、今日は朝からときパの為に池袋に侵攻です。
といっても流石に始発やら何やらで動くだけの気力体力はなく、8時半頃まで寝てました(^^;
んで、起きて食卓に行くと、母親から「いつも家まで送ってくれる人って、どこのナンバーの人だっけ?」といきなり聞いてくるので、「ん?習志野だけどそれが何か?」「朝から家の前に、習志野ナンバーの車が止まってるんだけど・・・」う〜ん、別に自宅で合流する約束もしてないし、きっとなんかの偶然だろう。そうは思ったけど、一応表に車を見に行くと・・・た、確かにげるはるとさんの車だ(爆)
取りあえず飯を喰って、身支度を整えてからげるさんと合流。話を聞くと、昨夜はいろは坂まで遠乗りをしていたらしい・・・って、いろは坂じゃまだ雪が残っているじゃん(^^;

そんな話を車内でしながら、車は首都高に乗って一路池袋へとひた走ります。気が付けばおおよそ1時間で到着。サンシャイン近くの公園に路駐をして(オイ、会場であるサンシャイン入り。流石10時ということもあって、既に多くの人が並んでいました。とはいえ、我々は特に大手を廻る予定はないので、このポジションでも一切問題がなかったりします。唯一の心配は、この狭い会場の中にこれだけの人数が入りきるのか?ということだったんですが、実際開場してみると、スタッフの捌きが上手いのか、それほどの圧迫感を感じることもなく、割とゆったりしながら見て回ることが出来ました。やはり、参加サークル数を犠牲にしても中央通路を作ったというのが、尤も効果的だったのかも知れませんね。

そんなこんなで、初っ端にシリウスてんろーさんのところで売り子をしていた道無さんに昨日の戦利品を引き渡したあと、センチ系を一通り散策・・といっても、横1列しかなかったんですけどね(^^;これだけ規模が縮小しながらもセンチをやっていると云うことは、裏を返せばそれだけセンチに対する思い入れの強いサークルだけが残っている・・・とも云えるので、結構掘り出し物も多かったのです(^^)
取りあえず、これで今日の目的の大半は終わりということに相成りました(笑)

その後、暫く会場をフラフラした後、マグダラ解放同盟の砂じん嵐氏と3ヶ月ぶりに再会。氏の打ち出した新説「センチキャラ12人は実は宇宙人だった!」という、センチファンが聞いたら殺されそうな話題で盛り上がり、夏の本ではこれをネタに数P書くとの確約をもらいました(笑)

その後、赤旗白旗の海野入江さん、りびんぐるーむのかわしゃさんらとお会いして、暫くの間スペース前で立ち話をしていました・・・が、あんなところで長時間陣取っていて、ご迷惑にならなかったでしょうか?(^^;
しかし、海野さんの相方の水古月さんのあかりのコスプレ、マジでかわいかったなぁ・・・海野さんのコアラのコスプレが見られなかったのは残念でしたが(笑)

そんな風に過ごしている内に、同行者から任務完了の連絡が次々に・・・といっても2人だけど(笑)・・・から入ったので、2時半頃には会場を撤収しました・・・が、まさかこの後、さらに8時間も遊び続けることになろうとは、神ならぬ身の私には想像もつきませんでしたが、それはまた別のお話(笑)

ときパは1のイメージ(地獄のような混雑)が強く残っていて、あまりいい印象は持っていなかったんですが、久々に足を運んで考えを改めさせられました(^^)
さ〜て、次は23日のこみっくPartyだ!



2000/04/03 (月)

【満開製作所】

満開製作所
この名前を知らない古くからのX680x0ユーザーはいないと思う。

黄金期のOh!MZ/Xにて非常に個性溢れる記事を書き、多くの開発者の卵達の心を掴んで放さなかった偉大なるライター"祝一平"氏。
彼がSHARPのMZ/Xシリーズに与えた影響というのは図りきれないものがあるだろう。特にX680x0ユーザーの為に設立した"満開製作所"は、ソフト、ハードの両面からX680x0をサポートし続け、SHARP自身がX680x0シリーズから撤退してからは、68ユーザーにとって唯一の心の拠り所として存在し続けた。此処こそが我らが梁山泊であった。

祝氏は志半ばで病に倒れて世を去ってしまったが、彼の志は残された社員一人一人に受け継がれ、X680x0に関する様々な周辺機器、更には後継機種までも開発しようとしていた。

だが、胸に秘めた熱い思いだけでは、この時代の荒波を乗り越えることは出来なかった。
2000年4月1日、エイプリルフールの冗談ではなく、満開製作所はX680x0事業より完全に撤退・・・。何か、胸の奥にぽっかりと穴が空いたような、一つの時代が終わったような、そんな切なく哀しい思いが胸に去来する。

ありがとう、祝一平氏。ありがとう、満開製作所。
あなた達の築いた素晴らしい世界、そして熱い志は、例え氏が、製作所がなくなったとしても、我々X680x0ユーザーの心にいつまでも、いつまでも続いていくことだろう。



2000/04/04 (火)

【空飛ぶ三輪車】

いや、タイトルに深い意味はありません(笑)

単に、昨日は当直だったんで頭がフラフラ、特にネタにするようなものもなかったし、、"〜ちょっと疲れて ちょっと疲れて お休みさ♪〜"てな気分だったもんで・・・(^^;

いやぁ、今日は流石に体力の限界らしくフレックスのコアタイムが終わった3時になった途端退社しましたよ、ええ。

こんなに早く帰ったのはホント久しぶり・・・ということで、帰りがけに秋葉に寄って、虎やらジャンクやらを探索した後、書泉で「メフィスト」を買って帰宅・・・したら何故か6時半だったけど・・・(笑)

んで、飯喰って寝る前にPCを立ち上げてから「虹のありか」を2日分だけ軽く遊びつつ、端末前にて暫く轟沈。何とか復活して風呂に入り、寝床で「北へ」を同じく2日分だけプレイすると、気が付けば既に11時・・・なんだ、これじゃあ普段より3時間早く寝るだけじゃないか(笑)

何か、いつもの日常のダイジェスト版を送っただけで、ちっとも体力回復に貢献しなかった早帰りでした(爆)

・・・やっぱり、こんな風に人生行き当たりばったりに生きている俺って馬鹿?(^^;



2000/04/05 (水)

【虹のありか (1)】

という訳で、パッチを当てて早速続きをやってみる。
お次のお目当ては当然のことながら遥嬢、どんなキャラかはオフィシャルサイトに行って見てきてね(笑)

しかしこの遥嬢、間柄が間柄な所為か、結構イベントが少ない気がする(T^T)何せ、通常プレイを7日間やっただけで強制モードに移行だもんなぁ・・・。
更にクリア後のCGモードでは、見たことのないイベント(それもかなり重要だぞ)のCGが3枚程あるし・・・これってやっぱりバッドエンディングだったのか?(^^;

とまぁ、ネタバレになりそうな話題はこの辺でお終いにして、ちこっと真面目な話でもしてみるかな?

ゲームに限らず、ソフトウェアというものには常にバグを含む危険性が含まれている・・・というか、余程単純なプログラムでない限り、バグのないプログラムなんてないと言い切っても良いかも知れない。何せ、Windowsなんかどんなに単純なプログラムを組んでも、その基盤となるOS自体がバグの固まりみたいなもんだしね(笑)
当然のことながら、出荷するメーカーとしては出来る限り「ない」あるいは「表に出ない」状態で商品を出荷しなければならないのだが、当然のことながら万全を期そうとすればそれだけデバッグ・テストプレイに時間を割かなければいけないけれども、そうすればそれだけコストもかさみ、納期も遅れる・・・という悪循環にはまってしまう。
これが、ある程度名の売れたソフト会社であれば、多少の発売延期は大目に見てもらえると思う(だけかもしれないが(^^;)のだが、新規参入のゲーム系ソフトハウスとなるとどうであろうか?

よく、「ゲームはユーザーのものなんだから、多少発売日が遅れてもバグのないものを作って欲しい」という意見を耳にすることがある。確かにこれは正しい意見し、私だってそう思う。だがしかし、これはある程度実績の伴ったメーカーになら出来るかも知れないが、今回が新規参入1作目という会社の場合はどうであろうか?

言葉で説明すると解りにくそうなので、簡単な例を挙げてみよう。

貴方=流通業者→例:スーパーの店長
 ソフトハウス→例:パンの納入業者
   ユーザー→例:購入客

上のような役割を想像して欲しい。
ある日、その日のセールの目玉にしようとしていたパンの製造業者から、「済みませんが、パンの味に納得できないんで納入時間が遅れます。」という連絡が入ったとしよう。
この業者が、お客の評判も良い、長い付き合いの業者であれば、多少大目に見ることもできるであろうが、もし、この業者が今日が初めてだったという場合、貴方はこの業者と今後も付き合っていこうと考えるであろうか?

今回の「虹のありか」は正にこの状態だったのではないかと思う。どんなに素晴らしいゲームを作っても、流通業者にそっぽを向かれてしまえば店頭にゲームが並ばない。並ばなければユーザーの目に触れることもないので、買ってもらえない・・・。確かに、中途半端なゲームを作れば、それを買ったお客さんから見放される可能性もあるが、それ以前にユーザーの目に触れなければ、売れることもないのだ。

そういった意味では、今回のTEAProjectのスタッフは断腸の思いだったのかも知れない。バグがあるのは判っている(現に、発売当日に修正パッチがオフィシャルサイトにアップされていた)のに、発売日に合わせるために敢えてそれを見過ごして出荷しなくてははならなかったのだから。
まあ、これだって「常日頃の品質管理がなっていないからだ!」と云われれば言い返す言葉もないんだけど、やはり場数を踏まなきゃ、こんな管理だって出来るわけがないしね(^^;

・・・何か書いていたら長くなったんで、(2)に続く(笑)


【虹のありか (2)】

(1)からの続き

・・・と、此処までは一応TEAProjectを養護する部分(笑)何でもかんでも優しく庇ってやるだけでは子供は大きくならないので、今回特に気になった点に関して、何点か上げてみようかなぁ・・・と思う、何か偉そうだけど(^^;

1.音声ファイルの質
ハッキリいって、ノイズが入りまくりで聞き辛い!折角の(女性のみ)フルボイスなんだから、この辺は何とかして欲しかった・・・。

2.画面の切り替わり処理
背景が切り替わるとき、一度消えた画面がもう一度現れたり、キャラがそのまま残ったりする。基本的な部分だけにちょっと哀しい・・・。

3.CGの質
イベントCGに関しては私自身は不満はないのだが、見る人が見ると古月拓海氏の淡い色彩が再現されてないんで、駄目なんだそうな(私自身は、古月氏を知ったのが今回が初めてなもんで・・(^^;)
立ちCGに関しては、イベントCGとのギャップが大きすぎるものもあるので、もう少し丁寧でも良かったかなぁ・・といった感じかな。

4.単調なシステム
会話での選択肢以外は、基本的に前日夜に「明日行く場所」を選ぶだけのシステム。実はこのシステム、本当はもう少し違ったものになる予定だったらしい(マニュアルにはボツったシステムが紹介されている(^^;)んだけど、こちらの方も時間の関係で変更されてしまったみたい。う〜ん、残念(;_;)

もちっとやり込めば、また違った点が見えて来るんだろうけど、今のところ挙げるとすればこんな感じでかな?どれもこれも時間をかければ良くなっていた問題点だけに、非常に惜しい!この作品がここの1作目ではなく、ある程度基盤の固まった3作目当たりであれば、もう少し時間もかけられたんだろうけど、う〜ん、運がなかったのかなぁ(^^;

ま、なんだな。色々と批判めいたことも云っているけど、俺的にはこのゲームは気に入ったってことかな?上記のような感じだから、敢えて皆に勧めると云ったことはしないけど、興味を持ったら一度オフィシャルサイトにでも行って紹介記事でも読んでみて下さいな。それで面白そうだと思った人だけが買えばよい。
ま、ゲームの面白さなんて人それぞれなんだから、人に勧められたのが必ず面白いなんて限らないし、逆に批判されているものが、全てつまらないものだとも限らない。
情報に踊らされず、自分の目で見て、自分自身の考えで選んだゲームをやっていれば、つまらなければ自分の目がまだまだ甘かっただけだし、面白ければそれこそ自分だけ(?)の宝物になる。そうやって選んでいかないと、止めどもなく溢れてくる新作ラッシュの荒波の中を泳ぎ切ることは出来ないだろう・・・なんて偉そうに言っている自分の目だってまだまだあまあまちゃん((C)詠美ちゃんさま)なんだけどね(^^;

おおっ、何か気が付くとえらく長い文章になっているぞ(^^;とてもじゃないけど「一言」じゃないし(笑)
此処までお付き合いいただいた方々、支離滅裂な文だったでしょうに、本当にお疲れ様でした。ま、これに懲りずにまた遊びに来てやって下さいなm(__)m

あ〜ぁ、出来たら新キャラ+追加シナリオを入れて、エクスパンションセットみたいな形で出してくれないもんかなぁ・・・。3〜4000円くらいなら絶対に買うんだけどね(^^;

TEA Project Official Page



2000/04/06 (木)

【入学式】

〜 桜の花が 咲き乱れ♪

気が付けば、もう入学式のシーズンだったんですね。出勤途中に小学校の横を通って、初めて気が付きました。

そういえば、今の職場の敷地内・・・といっても通りに面したところになんですが、大きな桜の木が1本あるんですよね。ロケーションが抜群なせいか、休みの日になるとおめかしした子供を連れた母親が、その前で記念写真を撮っている姿がよく見られます。何とも微笑ましい限りですね。

さて、かく言う私の入学式はといえば、・・・う〜ん、ろくな想い出がないや(^^;
小学校の時は完全に記憶から抜け落ち、中学の時は講堂で初めてあった奴に寄っかかりながら爆睡状態(笑)、高校はそのまま持ち上がりだったんで入学式なんてなかったし、大学はそんなもの出るくらいなら・・・と、友人と一緒にゲーセンに行っていた(笑)

普通の人が見たら、おいおいって突っ込みたくなるようなスチャラカぶりだよなぁ・・・ホント、三つ子の魂百までとは良く云ったもので、中学から今まで何の進歩もしていないのがよく解る駄目人間っぷりですね(^^;
新入生、新社会人の皆さん(って、このページを見てる人でそんな人がいるかはしらんけど(^^;)、こんな私を反面教師にして、清く正しい新生活をおくって下さいね(笑)



2000/04/07 (金)

【虎の子大作戦】

「この物語はフィクションであり、虚構である。
 だがしかし、この話に登場する男達が手にしている"虎の子"だけは本物である。
 その"虎の子"を"正義"という・・・。」

これは、遙か昔にTVで放映された「虎の子大作戦」のオープニングである・・・といっても、私自身初めて知ったんだけど(^^;

これは山田正紀氏の新刊「六方面喪失課 -SAKURA-」の後書きに紹介されていたのもので、これを初めて見た時、思わず胸を打たれた思いだった。

この番組が放映された当時、現実は現実であり、TVの中の虚構は本当に虚構であった。そして、その虚構の世界の中で、本物の"虎の子"を持ち続けている男達が存在した。

それと比して現代はどうであろうか?現実と虚構が入り交じり、何が真実で何が虚偽なのかがハッキリとしない世界。そんな世界の中で、我々は彼らに恥じないような本物の"虎の子"を持っているのだろうか?現実の世界に生きていながら、偽りの"虎の子"を後生大事に抱えていないだろうか?

・・・なんて堅い話を書くつもりは、錯乱坊の頭の毛くらいしかないんだけどね(笑)
いやぁ、久々に面白いB級小説を読んだ。山田氏の作品は機神兵団が初読みで、その後ミステリ物(には私には思えなかったのだけど(^^;)を何冊か読んだけど、私の肌には合わなくてここのところ敬遠してたんだけど、これは面白かった。

もしかしたら読んでいる人がいるかも知れないんで余り詳しくは書かないけど、要は窓際に追いやられた刑事6人が、本人のやる気にかかわらずに事件に巻き込まれ、それが更なる大きな陰謀に関わっていくという、正にB級の王道!って感じの内容なのだ。

当然王道であるから、出てくる刑事達だってろくな奴がいないし、関わる事件だって本当に貧相なものである。でも、そこにはB級の、ほのかに香ハードボイルドな男臭さを感じることが出来る。そして最後の大どんでん返し!最近は緻密なミステリ物ばかり読んでいただけに、こんな爽快感は本当に久しぶりだった(^^)

もし、この手のB級ものが好きだったら、一読することをお勧めする。
変に格式高ぶってるA級・正統物なんてぶっつぶせ!娯楽の王道B級万歳!!(笑)



2000/04/08 (土)

【超兄貴】

今日は、渋谷はEggManにて我らが兄貴こと葉山宏治氏の3回目のライブ開催!
過去の2回はいずれも参加していなかったため、今回が初の生ライブとなる。

詳細レポートを書こうと思ったけど、私なんかの文章よりこちらの方がよっぽどその時の状況を克明に伝えることが出来ると思うので、書くのはやめ!(^^;

本当は色々と思うところもあり、それに関して書こうとも思ったのだが、どうしても上手く文章がまとまらない(^^;・・・というか、一人の男の、いや漢の口から発せられたメッセージというのは、直接耳にしたからこそ人の心に響くのであって、それを聞いた者が文章として紹介したとしても、又聞きした人にとっては単なる正論、一般論にしか聞こえなくなってしまう。そんな他人の書いた翻訳文を読むくらいなら、一曲でも葉山氏の歌を聴いた方が氏のメッセージを百倍理解しやすいと思うので、是非とも聴いていただきたいと思う。

では、最後に兄貴の座右の銘でもあり、我々への熱いメッセージでもある一言を書いて筆を置くことにしよう。

「まじめに生きろ!!」



2000/04/09 (日)

【EVE ZERO】

やっと開封しました(笑)
EVEシリーズはコンシューマ系で一通りやったんだけど(ADAMは除く)、時代的にはこれが一番最初になるんですよね、何かSTAR WARSみたいだ(笑)
「Burst Error」は内容に多少不整合な部分があったけど、むっちゃ面白かった。「Lost One」は・・・う〜ん、見なかったことにしよう(笑)てな感じだったので、果たして3作目の此奴がどう転ぶのやら・・・。

んで、ちょこっとやってみた感想をば。
システム的には非常にオーソドックスなコマンド選択方式で、更に従来からの引継のザッピングシステム採用。まあ、前作を遊んだことがある人ならば、違和感なく入っていけるかな?ある意味「進歩がない!」といわれそうだけれども、変に凝って前作との操作法の互換性がなくなるよりは、こっちの方がよっぽどマシだと思うし。・・・そうです、私はFinalFantazy(FFとはFinalFightのこと也!(笑))で、あまりの操作性の変化についていけなかった口です(笑)まぁ、あの垂れ流しムービーに嫌気がさしたという話もあるけど。

閑話休題。
キャラの方は、前作からの引継(というのも変な言い方だが)で、メインメンバーを中心に情報屋のグレンや、相も変わらぬ二階堂くんやらが勢揃い。他にも新キャラ登場で、果たして彼らの講堂がこれがどのように「Burst Error」に繋がっていくのかが、やっていて楽しみだ(^^)特にこのゲーム、基本的に喋る人は全て喋る完全フルボイスシステム(だと思う)で、単なる警備員ですら全ての台詞を喋る有様。人によってはこれを「うざい」とかいいそうだけれども、やはり一部のキャラのみ喋って他のキャラは喋らないというのは何となく不自然に思うんで、自分的にはこれはこれで良し!特にグレンはかの"飯塚昭三"氏だしね(^^)
絵の方は、前作とデザイナーが変わったらしく、どちらかというとキャラが丸くなったって感じだけど、あのマシンロボシリーズの作画ほどは違和感はないので、特に問題ないだろう(爆)

まあ、始めてからまだほんの少ししか進んでいないんで、感想といえるのはこの位かな?ま、「Lost One」のラストがラストだったから、最終的にはあれよりは評価の高い結果になると思うけど・・・というか、それ以下だったらC'zウェアってもう最悪(笑)

追伸

お陰で「北へ」のプレイは完全に止まったまんま(笑)
PCの方は、「虹のありか」がほぼ一段落ついたんで、旅行前に「痕」をやって観光名所をチェックしておかないといかんなぁ・・・。



2000/04/10 (月)

【同人誌の嫁ぎ先】

いきなり意味不明なタイトルですね(^^;

一体これは何のことかといえば、実は私が長年かかって集めた同人誌の一部の引取先を探しているのです。
というのも、現在部屋の方が飽和状態になってしまい、哀しいけれども一部の本を手放さないことには、二進も三進も行かない状況どころか、床が抜けかねない始末・・・ってな感じになってしまったためです(^^;

「同人誌なら店に売れば?」という意見もあると思いますが、私の持っている本の半分以上が一般創作系であるため、店によっては買い取りを断られるということ、そして私自身、手放した本が一部のコレクターの手に渡るよりも、例えただでも多数の人に見てもらえる環境に譲った方が、その本にとって幸せだと考えているからなんです

しかしながら、マンガ喫茶ならぬ同人喫茶なんて云うものがあるなんて聞いたことがないし、同人誌を収蔵している同人図書館なんていうのも果たしてあるのやら・・・。色々とあちこちを見て回ったんですが、それに類する物は見つけることが出来なかったです。

んな訳で、以下の条件を満たす引取先を大募集!
条件自体はそんなに大変じゃない(・・・と思う)んで、心当たりのところがあったりしたらお気軽にご連絡下さいな。

引取先条件

1.(不特定でなくても良いから)多数の人が読める環境(マンガ喫茶・サークルの部室等)
2.ジャンルに対して貴賤を感じない(18禁でも創作でもアニパロでも引き受けられる)方
3.内容的に多少古い本でもOKという方
4.決して転売しないと誓える方
5.上記の条件がのめて、且つこちらの提示する本を全て引き取って頂ける方

なんて小難しいことが書いてあるけど、要は「私の出す本を全部引き取ってくれて、それを売らずに大勢の人で楽しんでくれること!」ということです。
量的にはどの位かなぁ・・・コピー用紙の箱(A4:2500枚分)で10箱はあると思うんだけど(^^;思えば、よく此処まで集めたものだなぁ・・・(しみじみ)

という訳で、ご協力の程宜しくお願いいたしますm(__)m




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