Total:1678393 / Today:174 / Yesterday:50
「戦場日誌」
〜或いは駄目人間の反省部屋〜
2000/10版 その2

一言言いたい!という場合は掲示板か下の一言メールの方にどうぞ。お戻りはこちらから。



2000/10/11 (水)

【隠されたファイルの謎を追え!(前編)】

GeocitiesやTripodといった無料スペースサービスというのは、基本的にHPを表示した時に併せて画面に現れるCM情報などで収入を得ている。

逆に、ユーザー側としては簡単な手続き(要はメールアドレス(例えそれがFreemailのアドレスとしても!)があればよい)だけで簡単に取得できるので、自分のサイトを開くと云うよりは、様々なファイルの配布用倉庫として利用する場合が多い(特にUG系の場合)。

だが、単なる倉庫代わりに使われ、別ページからのリンクのみでファイルが呼び出される場合、当然広告は表示されない訳だから、サーバ側から見ればスペースを喰われるだけで何のメリットもない。そこでzipなどの圧縮ファイルしかないスペースの場合、問答無用で消される場合があるのである。

それに対し、ユーザーも指をくわえて黙って見ていた訳ではない。過去から現在に至るまで、様々な手法でサーバ側の目を欺き、いかにしてファイルを長生きさせるか?ということに情熱を燃やしてきたのである。

ファイルを落とす側では『如何に効率よく落とし、且つそれをサーバ側に知られないようにするか?』ということで発展してきたのが、Iriaを筆頭とするダウンロードツールであり、また一方で『如何に圧縮ファイルであることを悟られないようにするか?』ということに主眼をおいて、様々なツールが開発されてきた。

以前は単に拡張子を"jpg"・"gif"などに変えておけば誤魔化せたものが、最近ではサーバ側でヘッダのチェックを行うところがあり、正しいヘッダ情報を持ったデータ(例え表示されるのは小さく黒い四角形のみだったとしても!)でなければ問答無用で削除されてしまう・・・といった状況が増えてきている。
また、俗に云う『厨房※』問題により、ファイルのDOM、直リンクなどが頻繁に行われる所為で、ファイルが削除される危険性が増え、一定以上のスキルを持った人にしか圧縮ファイルを抽出出来ないよう、何らかの仕掛けを施す必要が出てきた。

そうして現れたのが、『偽装ファイル』なのである!(やっと今日の本題(笑)う〜ん、長い前置きだ(^^;)

偽装ファイルとは何か?要するに画像や音声データの中に、それ以外のデータを潜り込ませることによって、サーバ側から見た場合には「ちょっとサイズの大きい画像・音声ファイル」としか認識できないファイルなのである。

現在では、露夢・午後三時といったUG系ファイルの配布・受領には、これらの知識は必須である。『偽装ファイルを理解できない者はUG界にいる資格はない!』と云っても過言ではないだろう・・・というか、UG界なんていう怪しげな処、資格があったって行きたくないというのが常人の反応のような気もするけど(笑)

とまぁ、やっと本題に入ったところで今日はお終い!(笑)
何故かって?それはここからがまた長くなりそうだから&ネタが足りなくなったときのストックとして取っておきたいからに他ならない(^^;
風雲急を告げる疾風怒濤の後編を待て!((C)からくり剣豪伝ムサシロード笑)

※厨房
ネット初心者の中で、スキルレベルが低いがそれを自力で向上させようとせず、「ファイルをくれ」「教えてくれ」と他人に頼るような行為しか行えない人を云う。別名『くれくれ君』。語源は『中学生(中坊)』から。(但しこれは俺的基準。人によっては初心者全員『厨房』と云う人もいるし、絶対的基準はない)

今日の合い言葉はこれだ!="8481A3818293968392A2"(詳細は後編でね)



2000/10/12 (木)

【陥落寸前!データ保存の危機】

落としたデータを適当なドライブに放り込みまくっていたら、徐々に空き容量がなくなってきてしまった(^^;果たして今は何GB空いているのか?という訳で、疑問に思ったら早速Let's search!

因みに現在のHDD構成は、10GB+10GB+37GB(全てIBM-DTLA型)の計57GB(実質容量54GB)、レターの方はC:〜K:の9つとなっている。

さて、まず9つのドライブの内、1GB以上の空きがあるドライブが幾つあるか調べてみよう。・・・G:(2.2GB)・H:(1.2GB)・I:(2.6GB)・J:(2.7GB)と、そこそこは残っているようだが、IドライブはPCゲーム用のドライブなので空いていても使う訳にはいかず、Jドライブの方は各種解凍他の作業領域としても使っている為、1GB程度の空きは常に必要である。Gドライブの方は空きはあるけれども徐々に怪しいファイルで浸食されてきているので、このペースで行くと1〜1.5ヶ月程度しか保ちそうにないしなぁ・・・あ、データの移送用に使ってるUSB-HDの方にも2GBほど移してない分があったんだっけ(^^;

あぁ、気がつくと既に空き容量が殆どない計算になるぞ(笑)まぁ、これもそれも怪しいデータばかり集めすぎている一方で、その整理を怠っているという、私のずぼら加減が最大の原因なのは解っているんだけどね(^^;
まあ、HDDの方は近い内に40GB程度の奴を入手するとして、一時的にMP3のファイルなんかをDVD-RAMに待避させておくかな?CD-Rだとデータの散逸(どこに何が入っているのか解らない)の恐れがあるし(^^;

どなたか、1GB1000円程度で私の持ってるデータを整理してくれる人はいませんか?(笑)



2000/10/13 (金)

【新しき刺客!その名は87号店】

仕事もそこそこで終わり、金曜日の定例会もすっかりなくなってしまったのが定例になってしまった(笑)ので、新宿に立ち寄ってから帰ることにする。そんなこんなで新宿書店に立ち寄るとまだレボのカタログが売っていたので、恐らく買っていないであろうG氏に買っておくかどうか、確認の電話を入れてみる。返事はGO!という訳で速攻購入。

さて受け渡しはどうするか?という事で話をすると、返事は今日!・・・というか、私も半分それを狙ってはいたんだけどね(笑)場所は、最近野田に出来た馬車道の新店ということで決定。まぁ、私の手がこんな有様なんで、迎えに来てもらわないといかんのが何とも情けない話ではあるけど(^^;

てな訳で、家に帰り合流して、早速野田店にGO!途中逆送&猛スピードでバックしていく危ない車などを見つつ、迷うこともなく店に到着。

外観は他の店舗と余り変わらないけれども、内装の方はちょっとしたパーティを開けるような別室が用意してあることや、その分通常のボックス席のフロアを小さめにしてあるなど、色々な面で違いが感じられる。お味の方は、季節のパスタを頼んだ所為で他店との違いはよく解らなかったけど、北海道男爵ポテトフライは表面がカリッと揚がっていて美味かったなぁ(^^)

受け渡し自体は3秒で終わった(というか、車内で既に終わっていた)ので、あとはいつも通りの馬鹿話&ちこっと真面目な話。結論は『変だと思われても自分らしくでGO!』ということで、全会一致の決議案が通る(謎)
まあ、そんなこんなで1時過ぎ、相方は翌日仕事があるそうなんで、再び家まで送ってもらってそのまま解散。

そういえば、今回の新店舗16号野田店(仮名)は、グループ87号店だそうな。ということはあと1店で末広がりな88号店だ!果たしてどこの店になるんだろうなぁ。



2000/10/14 (土)

【大漁!豊漁!秋葉原お買い物侵攻作戦】

寝て、起きたら午後2時だった(笑)目覚めのMemories Offでみなもシナリオ(う〜ん、むっちゃええのぉ)をクリアした後、冷や飯を食ってから秋葉へ出向く。

今日のお買い物は色んなものがあったなぁ・・・と忘れないように一応メモを取っておく。という訳で、買ったものをざっと解説をば。

1.葉山の兄貴のライブのチケット(\4,000)
今年は水木一郎氏との確執や、メンバーの一人が倒れた所為で大阪公演が中止になったりと、波乱に満ちた一年であったが、20世紀最後のライブでそんな小さなものは吹き飛ばす位の勢いでGO!てな感じの奴を見たいものである。

2.超鋼戦紀キカイオーシングルCD(\1,050)
前にも書いた通り、今更ながらすっかりはまってしまったこのゲーム。子門真人調のOPにメロメロになってしまい、「何が何でも探し出してやるぜ!」と勇んで探しに行ったところ、あっさり1件目のアニメイトで見つかった(笑)
オープニングフルコーラスは予想に違わぬ勢いの良さにに感動!エンディングの方はノリはいいけど歌詞がいまいちかな?
後日、DC版のおまけモードで全て聴けることが判明し、ちょっと哀しかった(笑)

3.B5版同人漫画用原稿用紙(\315)
てんろーさんの締め切りが近づいているので取り敢えず用意する。当初は新宿辺りまで出向かないといかんかなぁと思ったけど、こちらもあっさりアニメイトで発見。

4.Bleem!(\3,129)
冬の本のためにゲットした、PSエミュレータforWindows。一時期は凄い話題に上ったけど、今じゃ3000円を切るお値段で叩き売られているのが何とも(^^;
最近バージョンアップしたばかりのCVGSとどちらを買おうと悩んだけれども、CVGSの方はお値段が倍以上するので止めた。性能はどっちの方が良いんだろうなぁ?

5.PartionSelector(\5,100:POINT使用)
HDDの空き容量が少なくなり、また、ちこっと変わったことがしたいという願望から勢いで買ってしまったアプリケーションソフト。
お値段の割には、PartationMagicと同じようなことが出来るようなので、お試し気分で買ってみる。一緒に(同じく勢いで)買おうと思っていたWin2000の方は、12800円だと思っていたのが学割パックの値段であった為、購入を断念。

6.DVD-RAM5.2GBメディア×2枚(\5,754)
前にも書いたとおり、HDDの空き容量が限りなく0に近づいているので、窮余の策として待避用に購入。でも、DVD-RAMって転送速度が遅くて細かいファイルのバックアップには向かないんだよね(^^;かといってCD-Rだと枚数がかさんで収拾がつかないし・・・。
何か良い整理方法ってないもんですかね?

7.Memories Off CD(\2,940)
キカイオーと同じく、最近再ハマリしてしまったこのゲーム。取り敢えずOP/EDのCDを探そうと思ったところ、CDドラマと一緒になったものの中にしかないらしい。なければ買ってしまえ!という訳で、同じく勢いだけの衝動買いをしてしまったもの(笑)
しかしこのゲーム、見た目とは裏腹に結構ヘビーだよなぁ。特にみなもシナリオなんてあのラストの後、主人公が自殺したって聞いても何の不思議もない終わり方ではあるし(^^;
PSの廉価版も出ているので、まだやってない人はだまされたと思ってやってみるべし!

・・・う〜ん、ノリと勢いとは云え、結構買い物をしてしまったなぁ(^^;
まあ、今月はこれで給料日まで大口の出費はないはずだから、問題はないと思うけど。



2000/10/15 (日)

【非情のノイズ Bleem!作戦失敗?】

何故にBleem!を買ったのか?それは冬の本のネタ集めの為だったりします。
流石に同じネタ(Win版Sentimental Graffiti)だけで引っ張るのは、2回が限度のような気がしますんで、今回は趣向を変えてPS版"Sentimental Journy"の'非'公式ガイドブック+αにでもしようかと考えたもんで。因みに"Complete"と銘打たなかったのは、Complete出来るほどのネタ集めが出来そうもないから(^^;今回はPilot版という意味合いも含めて、ゲーム概要の解説書(センチ2で云うところの公式ガイドブック(あの薄い本ね(笑))的な奴になる予定です。

では、早速昨日ゲットしてきたBleem!をセットしてみましょう。
箱は結構でかいけれども、中身はCDが1枚入っているだけですスカスカです(笑)さらに開封してCD-ROMの裏面を見ると、バッチリ指紋が付いています、それも4箇所も(笑)
う〜ん、あやしい、あやしいぞ!さらにはコピープロテクトと云うことで、CDの読み取り面はバームクーヘン状の筋が入っています、CloneCDが出ている今、余り意味はないけど(^^;

てな訳で早速インストール。これ自体は簡単に出来ますが、Bleem!を立ち上げるにはいちいちキーディスクを挿さなければいけないのが非情に面倒臭いですね。どうせゲームCDを入れなきゃいけないのに・・・。

取り敢えず無事起動が出来たので、早速ジャーニーのCD-ROMを入れてLet's play!・・・と行きたいところですが、デフォルトではコントローラの設定がされていないのでセットアップしてやります・・・が、このソフト、アメリカ製だけに2byte文字の表示には対応していません。故に設定画面では文字化けしまくり(;_;) そんな時はMusukeさんのHPに行って日本語パッチをゲットしてきましょう。ほ〜ら、無事にコントローラーの設定もバッチリ出来ました(^^)

やっと準備も終わり、マイトガイン起動!うむ、オープニングムービーは結構綺麗に表示されるな、音ズレも殆どないし・・・と安心したの持つかの間、タイトル画面に入ったところで、いきなりノイズ入りまくりなBGMが!MusukeさんのHPで「Bleem!は音周りが弱い」とは云っていたけど、まさか此処まで弱いとは(^^;内蔵音源の方はもうダメダメ、PCM音源の方は割と綺麗に出るんだけど、処理が追いつかなくて途中でブチ切れてしまうし、この辺りは実機には敵いませんね。CVGSの方は、この辺はどんな感じなんでしょうか?
とはいえ、それ以外の部分に関してはほぼ実機と同様の処理速度が稼げるので、音を消してプレイすれば殆ど違和感はなさそうです。今回も「ゲームを楽しむ」ではなく「ゲームの情報を収集する」が目的ですし、音楽は余り関係ありませんからね。

さ〜て、これで準備も整ったし、冬の本のネタ集め作業に入るとしますか・・・その前に頼まれ原稿を上げないといけないけど(^^;



2000/10/16 (月)

【線路は続くよどこまでも!宮脇俊三登場】

困った。手持ちの本で読む物がなくなった。しかし書店には食指を動かせるような本がない。あってもお値段が高いし・・・。という訳で、そんな時は古本屋へGO!

ざっと店内を見回すが、う〜ん、ミステリ系は本格物は殆どないなぁ。文庫の方も海外ミステリはカーとかポーのは転がっていないし、ルブランやクリスティは今更という気もするし・・・。そんなこんなで目に付いたのが、いつもとは系統が異なる鉄道関係の本。そう、こう見えても(どう見えて?(笑))私は昔は鉄ちゃんだったのである。
その中に宮脇俊三氏の本が有ったので手に取ってみる。宮脇俊三氏と云えば知る人ぞ知る旧国鉄20000kmを走破し、そのエッセイを書いたことでも有名な方である。丁度売っていたのは欧州鉄道の旅行記で、お値段も500円とお手頃価格である。

これで2日位は時間を潰せるだろう・・・ということで、早速Get!

中身の方はといえば、結構面白い。日本の鉄道との比較や道中の景色の描写などが細かに描かれていて、流石は鉄道随筆家の本領発揮といった感じだろう。でも、やっぱり鉄道を知らない人には難しいところもあるから、この手の本はやっぱり万人向けじゃ無いんだろうなぁ・・・。、

こんな本を読んでいると自分も旅に出たくなるもんであるが、時間が思うように取れないのが哀しいところ(^^;たまには夜汽車に揺られて遠くに行きたいもんだなぁ・・・。



2000/10/17 (火)

【砂漠に舞うは夢か現か】

日曜朝という時間帯になかなかヘビーな内容であったためか、余り話題にもならずに終わってしまったアニメ『ガサラキ』。
実際、私も本放送の時は(放映時間が一番大きな要因ではあるが(^^;)全く興味が湧かずに、一度も見ることはなかったんだよね。

しかしながら、その後出版された高橋監督の著作を読むにつれ、段々と興味が湧いてきて、ついにはDVDを買うまでにはまってしまった訳である。

本編を初見した時の感想は・・・一言「凄い」。何で今まで見なかったんだろうと悔しく思うくらいその内容は濃く、そして重い。

最近流行り(といっても殆どアニメは見ていないので最近とは言い切れないが(^^;)のアニメに比べれば、話は静かに進み(地味・・・と言うのとも少し違う)、所謂美少女系キャラというのも殆ど出てこない(それでも今までの作品の中では一番それ系に近いかも知れないが(笑))。

特に脇役の描写の巧さは『流石は高橋監督』と云った感じで、彼らがいるからこそ此処まで素晴らしい作品になったのだと思う。特に豪和兄弟のメンバーは良いね。系列的にはガリアンのマーダル、レイズナーのル・カイン親子辺りかな?完全に主役を喰っているところとか(笑)

内容的には単なる戦闘アクションではなく、政治ドラマや謀略劇などが事細かに織り込まれた作品なので、『気楽にアニメを楽しむ』という人には向かないかも知れないが、少なくとも一度でも高橋監督の作品に触れて、その世界観に引き込まれたことがある人ならば十分に楽しめると思う。逆を云えばあの重さに耐えられない人には絶対に見られない作品だけども(^^;

・・・なんて偉そうなことを云っていて、実はまだ5話(DVD2巻)までしか見たことありません(笑)いや、買おうとは思っているんだけど、未だに中古市場は結構高値なもんで思うように手を出せないんですよ(^^;一時期祖父地図で1巻2480円で売っていた時に買っておけば良かったと後悔する今日この頃です(笑)



2000/10/18 (水)

【天駆ける勇者の翼】

宮脇さんの本も読み終わってしまい、次のネタ探しに再び古本屋へと足を運ぶ。
今日は出物はあるかなぁ・・・と書棚を見て回っていると、おおっ、坂井三郎さんの本があるじゃないか!でもハードカバーだし値段が張りそうだなぁ・・・と裏表紙を捲ってみると、何と500円!これは何としても買わねばなるまい!と言うことで速攻で会計に向かう。

今回手に入れたのは『坂井三郎 空戦記録』。あの名著『大空のサムライ』のプロトタイプ的な作品である。『大空のサムライ』は良くある戦記物と違い、今の世にも十分に通用する教訓談なども数多く載っており、且つそれが全て経験に裏付けられているんだから、言葉の重みが違う。下手な啓蒙書なんて読むくらいなら、こちらを読んだ方が人生に役立つ!と言いきれるぐらいの名著なので、まだ読んだことがない人は是非とも読んでおこう!

今回の『空戦記録』を読んで一番驚いたのは、この本が昭和20年代(29年だったかな?)に書かれたということである。その当時の日本は未だ占領下にあり、太平洋戦争の日本の行い=悪と見なされていた時代、敢えて戦犯の汚名を着せられる恐れがあるにもかかわらず、斯様な本を出版した坂井氏の勇気は本当に凄いと思う。

氏の話では、「確かに日本国という目で見れば世界に対し悪いことを行ったかも知れないが、当時祖国を信じて戦地に向かった若者達は本当に純粋な気持ちで戦い、命を散らせていった。そんな彼らの死を無駄にしないためにも、そして敗戦で気落ちし、必要以上に欧米に対し劣等感を感じている日本の人達に『負けてはしまったけれども、日本人だって欧米人に対してこれだけ頑張って来たんだ』と元気づける意味でも、記憶の鮮明な今の時期に敢えて危険を冒してでも本を出すべきだと考えた。」ということであったが、実際の処蓋を開けてみれば、戦犯として裁かれるどころか、世界中の読者から賞賛の声が届く程評判になったそうである。例え戦敗国の著作物と言えども、『本物の言葉』は人々の心に感動を呼ぶと云うことであろう。

坂井氏も齢八十を越えてまだまだご壮健とのこと。今の世間に重みの伴う言葉を述べられる人が少ない今、氏の講話と氏自身の存在意義というものは非常に大きいものがある。今後もより一層のご活躍をしていただきたいものである。



2000/10/19 (木)

【無限地獄!?オークションは危険な香り】

何故だか知らないけれど、いきなり好奇心に駆られてオークションなんて云うものに足を踏み入れてしまいました。

栄えある第1回の商品はとあるPCパーツ1点。初期値は3000円程度だったので、気楽に申し込んだんですが、対戦者がいたお陰で値段が値段が上がる上がる(^^;
気が付けば、ノリと勢いで16000円なんていう金額を入札してました(笑)まぁ、一応今の相場のお値段を考慮しての金額だった筈なんですが、実はこのパーツ、昔の相場が安い頃の商品なので定価が12000円だったのです・・・この事実に気が付いたのは既に16000円を入札した後だったけど(爆)(但しこの商品は改造されているので、通常の2割り増しのパワーを持っているんでトントンとも云えますが)

しかしながら私の入札もライバルの16500円に負けたため、『ふぅ、これで一安心』と思ったのも束の間、そのライバルの評価がマイナスだった為に入札から外されて一躍トップに躍り出た!それに伴い、入札価格も奴のいなかった状態まで下がった筈なのに、何故か一瞬だけ現れた謎の男のお陰で、きっちり16000円に逆戻り!何故だ!?これはもしかして米軍の陰謀なのか?

だがしかし、いきなりのデビュー戦で尻をまくって逃げ出すわけにも行かない・・・というか、マイナス評価者は人として見てくれなさそうな雰囲気なので、これも授業料と考えてとっとと入金して取引を終了しました。
ま、物自体は悪い物でもないし(但し自分の環境が整わなくて動作チェックを行えてないけど(笑))、いつかは買っておこうと思っていたもんなんで、取り敢えず良しとしましょう。

しかし、ライバルがいると熱くなりすぎて入札価格に歯止めが利かなくなるのが困ったもんですね(^^;入札する時はきっちり上限価格を決めて、それ以上ならば潔く撤退する強い心を持たないといけないですね。

そんな偉そうなことを云って、まだガサラキのDVDと青の騎士の本も入札してるんだから困ったもんです。果たして幾らが付くのかなぁ・・・。



2000/10/20 (金)

【熟年パワー炸裂!驚異のメール爆弾(嘘)】

お袋が、友人とメールのやりとりがしたいと言い出した。そういえば、後々使おうと思っていたwakwak.comのメールアドレスが余っていたので、しばらくの間貸し出すことにする。まあ、機械音痴のお袋のことだから、登録された知り合い以外にメールを出す心配もないし、あとでアドレスを差し替えても問題はないだろう。

取り敢えずメーラーの設定と、TAの繋がっている端末をプロクシサーバに仕立てて接続チェック・・・あれ?上手くメールサーバに接続できないぞ?と思ったら、実はクライアント側からはメールをチェックするには、直接メールサーバを叩くのではなく、一旦プロクシサーバに依頼を出して、そこからメールサーバを見に行かなきゃいけないんだな。この辺の処はきっとデフォ知識なんだろうけど、今回初めて知ったナリ(^^;

そんな感じでセッティングも終わり、あとはお袋に新規・返信のメールの書き方を教えてお役御免・・・になる筈が、あとからあとから質問事項が出てきたりと、結構面倒臭かったりする(^^;

そんな折り、お袋の友人からのメールを目にすると、やたらめったら"!!!!"や"ぇぇぇっ"なる接尾語(?)が文章中に乱れ飛んでいる(笑)っていうか、テンション高過ぎ。
文中にこんな文字が乱れ飛ぶなんて云うのは、俺達辺りの世代のくだけたメールくらいだと思っていたけど、熟年世代でも結構流行っているようである。う〜ん、熟年パワー恐るべし(笑)

え?家の母親はどうかって?ハッキリ言ってメールを打つのもワンタッチで、数行のメールを作成するにも1時間近くかかっているので、とてもそんな接尾語を付ける余裕はないんだとか(^^;

※ワンタッチ
要は、指1本で文章を入力する方式(笑)
恐らくあちこちで聞いたことがあるだろうけど、ここでの出典は『Memories Off』の唯笑の台詞より。




メールはこちらへ...[POS (pos @(at) ah .(dot) wakwak .(dot) com)]

この日記は、GNSを使用して作成されています。