・ 今日であっしも0x22歳になり申したが、果たして今のままで良いのかふと疑問に感じたので、暫くの間会社を休んで自分探しの旅に出てきます。

んじゃ、またお目にかかれる日まで。

というのは嘘で、単に今年も一週間の休みで北の方をぶらっとしてくるだけです。
ただ6月に北海道が控えているので、こちらの方は割と控えめの旅になりますが。

・ 埼玉を出発して10時間525km、無補給無休憩で道の駅 遠野風の丘に到着。
本当は仙台過ぎた辺りで仮眠を取る予定だったが、体力的に何とかなりそうだったので強行軍でGO。

・ コースはお決まりの早池峰神社で女神様にご挨拶と、デンデラ野参り。
道の駅で仮眠を取ったけれどもどうにも寝足りなかったので、今日は軟弱に駅前の宿に泊まることに。

・ 晩飯は近くの料理屋で釜飯と、駅前の喫茶店で凄いといわれているパフェ。
出てきたパフェにはケーキが1ピースそのままポンと乗っていて、確かに凄いといえば凄いかも。値段の割にコストパフォーマンスは結構良さげ。

・ 今回の旅のテーマは『麺』。
とりあえず本日の遠野では暮坪そばとひっつみがウマー。

青森は今回時間＆予算不足の為行けないが、秋田・山形・福島は一応目的の麺をいくつかピックアップ済み。
問題は宮城。調べてみたけれどもこれといった名物麺が見つからない。何かよいネタは無いもんかの？

・ 遠野を出て盛岡へ。時間が早いのとここで腹一杯になると後が辛いのでわんこそばはパス。
東北に来るようになって何年も経つのに、これだけは一度も食べたことがないな。

・ そのまま昼に横手入り。
ここでは昔懐かしい味わいの焼きそばを。ソースが普通の焼きそばよりもスープっぽいのが特徴だとか。
セットで出てきた横手プリン(米を使ったプリンだそうな)はちといまいちだったかも。

・ 焼きそば食った後は南下して稲庭うどんをば。
冷と温がセットになった『味くらべ』を食べたが、個人的にはやはり腰の強い冷の方が好み。

・ 山形駅で土産を買ってから米沢入り。
ここでは米沢ラーメンをば。実は米沢のものだと勘違いしていて冷やしラーメンを食い損なったのは秘密だ。

・ 夜はそのまま米沢市郊外の小野川温泉に向かい、朝6時に開く無料露天風呂待ちの為、そのまま車中泊で終わり。

・ 6時前に目を覚まし「一番風呂だー！」と露天風呂に向かったら、既に地元のおやっさんがいました。後からも2人ほどぞろぞろと。
う〜ん、地元の皆さんは非常に早起きだ。

・ そして峠へ。いや一般名詞ではなく固有名詞の峠。場所はこの辺。
理由は場所がおもしろそうなのと、前に鉄子の旅で紹介されていた『峠の力餅』が喰いたくなったから。

店*1で喰った餅セット(雑煮＋胡桃・黒胡麻・ずんだ・つぶ餡・納豆)も美味かったし、力餅もなかなか良かった……けれども、車で行くにはそれなりの覚悟が必要な場所だった。
行きの13号からのコースはそれ程でもなかった(とはいえ対向車が来たらもう死にそう)のだが、帰りに使った県道は地獄。本当に通行止めが解除されているのか？といった感じで倒木＆落石有りまくりで、2速どころか1速でないと危ないところや、5ナンバーの姫だから通れたけれどもこれが3ナンバーなら……ってな箇所が何カ所か有った。実際そのまま元来た道を逃げ帰ろうかと思ったけれども、そもそもUターンすら出来ないわけで……。
結局倒木のお陰で左側に線が1本入ってしまったなぁ(鬱)

・ 死ぬ気で抜けてそのまま喜多方へ。
此処では既に何度も喰っているので、今回も馴染みの店で醤油を1杯喰って終了。

・ 会津そばというのはメジャーな様でいて実はこれは！という店が見つからなかったのでパス。
代わりに天麩羅が非常に美味い中三依の『みのり』にいったのだが、時間切れで閉店。
因って今回の麺の旅はこれにて終了。

・ 鬼怒川を過ぎた辺りで燃料タンクの残量がEマークから針1本分だけ残っている程度だったので、上手く行けば純カラ直前で家に辿り着けるかと考えてギャンブルに挑戦。

しかし、走れども走れども燃料計の針が減らない。減らないどころか逆に増えているような気がするぞ？(笑)
そんなこんなでエンプティマークが点灯したのは鬼怒川過ぎてから160km、地元の市内に入ってからの事だったり。
最終的に近くのスタンドで満タンにしたところ52l入ったので、Eランプの点くタイミングがちと遅いのかも。
しかし最後までスリル満点の旅でありましたことよ。

・ 最終走行距離は1,360km、給油は92lで燃費は14.5km/l。まぁ峠で苦しい思いをした割には結構好成績ではなかったかと。
距離が少ないのは日数が少なかった所為だけれども、これは車の調子がよろしくない*2のと予算を遣い尽くしてしまったから。というか土産物で予算の1/3以上食い潰してしまうの如何なものかと？

まぁ、1ヶ月後に北海道が待っているからね。
今回の旅はその為の準備運動みたいなもんだから、そんなに頑張っても体力続かんしね。

*1: 何とこんな辺鄙な場所にもかかわらず、朝の7時から開店しているのだ！

*2: タイヤは溝無し、クラッチもそろそろ要メンテ。