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「戦場日誌」
〜或いは駄目人間の反省部屋〜
2006/06版 その3

一言言いたい!という場合は掲示板か下の一言メールの方にどうぞ。お戻りはこちらから。



2006/06/21 (水)

【電撃4コマ】 ()

宿書で早売り電撃PSを購入。いよいよ電撃4コマ隔週開始だけれども……う〜ん、表看板を担っている作品が1作しか載っていないというのは如何なものかと。
つか、絶対パワーダウンしているよ、この内容じゃ。

実際、投稿出身者がページの2/3以上を占める様になると、作品の荒さがどうしても目に付いてしまうしなぁ。その辺をどう補強していくかが今後の課題でありますな。
もう少し、目玉になる作家さんを連れてくるor今いる作家さんを伸ばす方向で考えないと、30号くらいで駄目になりそうな予感。



2006/06/22 (木)

【本は買えども…】 (, 駄目)

月も下旬になり、新刊ラッシュが始まるわけだけれども、買うは良いけれども読む暇有らず。
段々と積み上がっていくはセロファンが付いたままの本の山。
旅から帰ってきたら、頑張って消化せな。



2006/06/23 (金)

【直前の修羅場】 (生活)

今日は17時には仕事場を抜けるべく、8時に出勤。*1
しかしこういう時に限って次から次へと問題発生。それをこなしていたら当初の目標を達成できなかっただけでなく、脱出できたのも1時間遅れ。
まぁ仕事の方は最低限必要な分は終えてきたから問題ないと思うけど。

帰りがけにそれでも虎やらめろんやら宿書やらに寄って買い物をした後、淀でカメラ用のエネループを購入して帰宅。

家に着いたのは結局20時過ぎ。
この辺はやはり日頃の行いが物を言うのかなぁ……って、無駄な買い物しなけりゃいいだけなんだけども(^^;

*1: うちはフレックスタイムなんで、コア時間さえいれば何時に帰ってもOK
とはいえ一応八時間働いた方が大手を振って帰れるってもんで


【北海道八泊九日の旅 1日目】 ()

今年もまた八泊九日で北海道に渡りまする。
しかし今回は出足から最悪だ。荷造りをまともにやっておかなかった所為で、家に帰って飯を喰ってから荷を纏めていたりしたら、出発が当初の予定を20分遅れる。

更に久しぶり(というか前回の北海道旅行以来1年振り?)の高速道。
久しぶりに速度感覚があやふやで、うっかりオービスの前でそこそこの速度を出していたり。光った感触は無かったんだけどもこの辺は鈍感なあっしのことだから、今ひとつ確証はないしなぁ……まぁ、気にしても仕方がないのでそのまま華麗にスルー。

更に今回積んでいたパソナビのGPSが絶不調。
結局位置観測できず、地図もないままどこで降りれば良いのかも不明で走り続け、友部SAでぎりぎり道を間違えずに大洗方面に行けることに。
ただしこの時点で既に22:15。乗船手続きのリミットはあと僅か……。

水戸大洗で無事降りるも、更に市内で道に迷う(笑)
結局船に辿り着いたのは23:00。乗船は完全にドベでしたorz
とはいえ、何とか無事出航。ふぅ、今回はまじでやばいかと思った。

こんな感じでスタートした珍道中。
果たしてこの先には一体どんなハプニングが待ち受けている事やら。



2006/06/24 (土)

【北海道八泊九日の旅 2日目】 ()

今日は殆ど乗船して一日が終わり。
流石にフェリーも3回目ともなると感動も薄れるもんで、備え付けの金田二君やら湖南君やらを読んでいたらあっという間に苫小牧に着いていた。

しかし船内で忘れたのか、それとも家に置いてきたのか、マウスその他セットが見あたらなくなってしまったのは困ったもんだ。
一応船の清掃係の人に調べてもらった限りでは見つからなかった*1ので、家に置き忘れたか車のどこかに転がっているかとは思うのだが……。

てな感じで、今は苫小牧駅前のミスドでこれを書いている最中。
本当は苫小牧で駅弁を食おうと思ったのだけど、流石にこの時間では売店も閉まっていますわ。

これから北上して沼田で車中泊の予定。
明日は(確か人生初だったと思う)SLの旅でありまする。



2006/06/25 (日)

【北海道八泊九日の旅 3日目】 ()

正確には2〜3日目。
ミスドで日記をアップした後、いつもだと南下して襟裳岬なんだけれども、今回は北上して石狩沼田へ向かう。

途中、何の変哲もない街中でレーダーがピーピー鳴く。しつこいくらいに鳴く。その為用心して速度を下げて走っていたら……急に猫が飛び出してきますた。スピードを下げていなかったら多分轢いていた。猫をかわすとレーダーも鳴き止んだ。う〜ぬ、不思議だ。
もしかして、これは姫からの危険を伝えるメッセージだったんだろうか?

石狩沼田には午前2時着。そしてここで車中泊。
何で車中泊かというと、ここに車を置いておくのが明日の行動に一番都合がよいから。

7時前に起き出して、いったん深川に戻り、そこからSLすずらん号に乗る。
よく考えると、SL乗るのって初めてだった気が・相席は生憎な家族連れ。パパさん、隣に他人が座っているなら、荷物は膝か網棚の上に載せようぜ…と直接言えないチキンな私。

車内は旧型客車を使っているので割と良い感じ。個人的にはクロスシートに机はいらないけど。
車内を見て回ったりしてあっという間の2時間が過ぎ、終点の増毛に到着。
増毛では丁度このイベントに合わせて灯台の一般公開がやっていたのでついでに参加。いやはや、普段は見られない良い物を拝見しましたよ。ついでに海保応援の為に100円寄付。

帰りは増毛から留萌まではSLで折り返し。このまま深川(沼田)迄戻るにはここで2時間待ちになるので、流石にそれはパスして普通列車で戻ることに。
出発までの間、発車準備をしているC11を見ていたけど、確かにこれだけ手がかかるんじゃいつまでも使っていられないよなぁ……と実感する。

沼田には14時過ぎに到着。
この近辺は特に何があるというわけでもないので、そのままスルーして幌加内バスステーションへ。ここで前回は定休日で喰い損ねたそばを喰う。やはり生産高日本一は伊達じゃない美味さですな、腰が強くて。揚げ蕎麦もなかなか美味でした。

幌加内を後にして、本日の宿『ゆきのおと』様へ。
ここも今年は3回目でありますが、何とも言えぬ暖かい雰囲気が良いですな。今回も若奥様&三人の娘さん……の猫達とも思い切り遊ぶことが出来ましたし。
夜は草原風呂(見渡す限りの星空の下、ランプの明かりに照らされながらビールを一杯というのがもう最高!)に夜のお散歩(何故かいつも天気が良くて星が綺麗なのだ、宿に帰り着く頃になると霧が出始めてくるけど)に酒宴と、いつものフルコースもたっぷり満喫しました。
只今娘さんが6ヶ月ということで、女将さんはお酒が飲めなくてちと残念そうだったけども。

宴会の後は、何故か宿の本棚に常備されている竹本泉のコミックを数冊読んで就寝。
雑誌収録版とコミック版では結構違っていたりするのね。> ねこめーわく



2006/06/26 (月)

【北海道八泊九日の旅 4日目】 ()

7時半頃起床。今回この時期は宿主様の副業と、女将さんが乳飲み子の世話で大変と言うことで、朝飯は無しだったので、後ろ髪を引かれながらもスターシャ・サーシャ・しろ子・ひげ子の美人家族ともお別れの挨拶をして宿を撤収。
そしてそのまま一路旭川へ。道中またもや栗鼠を轢きそうになったけれども、こちらも華麗にスルー。

何故わざわざ旭川へ来たかというと、実は京ぽんがノートPCに繋いでも反応しなくなったから。GPSを繋いだ時にポートの設定を色々いじったのが影響したのか、どうやっても認識しなくなってしまったのだ。
旭川の買物公園通りに有るというので行ってみたのだが、あくまでも代理店という感じで機械のことはさっぱり解らないそうな。仕方ないからサポートに繋いでもらい、あれやこれやで話をしたが埒があかない。何せ昨日落としているかもしれないヤフオクの出品者に連絡をつけなきゃいけないわけで、長々と修理上がりを待っているわけにはいかないのだ。

とりあえずPCとPHSのどちらが悪いのかの切り分けだけでも…と考えていたら、お店の人が店用の端末を貸してくれたので繋いでみたら……あ〜、ちゃんと認識するわ。やはりPHSの接続がお亡くなりになったらしい。*1
さてどうするか……と悩む必要もない。さっさと機種変更をすることに決定。機種はやはりせっかくするのだから……でWX310Kで決定!…かと思いきや、京ぽん3ことWX300がファームの更新で4xまで対応したということなので、こちらに決定。どうせJAVAもFLASHも使わないし、値段も倍以上違うし。
料金プランの方は当初変更する予定はなかった(今に比べると値段が数百円上がるから)んだけど、どうせなら4倍にしておくかと言うことで音声&データ(端末)定額に変更。機種変更の手続きが終わってから変えてくれとか言ってしまったから、店の人には迷惑かけたなぁ。
実はデータ定額に変更すると\3,000引きということだったので、結局端末のお値段は\8,800(手数料\2,100)ということになり申した。まぁ修理代を考えればこんなもんか。

機種変更終了後、ダイソーであれこれ買い物してから、こちらも毎年の定番やまねこ軒へ。
相変わらずの繁盛振りなんだけれども、いつもカウンター席なので殆ど待たずに入れるのが良いですな。今日はカニコロッケセットに追加でヴィシソワーズを付けて\980でした。

その後、gdgdしている内に16時を廻ってしまい、あわてて今日のキャンプ地旭川21世紀の森公園に行き、テントを張る手続きを。それから一旦旭川まで戻って食材の買い出しとヤフオクのメールの返信を行い、戻りで無料の温泉に入って再びキャンプインが20時ちょい前。
そこから料理を作るわけだけれども、道具も適当にしか持ってきておらず、更に暗くてよく見えないので、和牛切り落としの塩胡椒焼き&もやしの炒め物&白米で料理完了。
まぁ、料理と言うにはちと烏滸がましいメニューではあるけれども、味の方はまぁまぁだったので良しとするか。…牛肉の脂がきつかったけどね。

後はこの日記を書いて、支出額の集計をしたら本日は寝るのみ。
んじゃ、お休みなされ。

*1: でも端末からはPCに繋がったことが認識出来るのよね、データ通信ON/OFFの文字が出るし



2006/06/27 (火)

【北海道八泊九日の旅 5日目】 ()

明け方7時に目を覚まして撤収準備。同じ場所にキャンプを張っていた老夫婦と色々と話をしたり(何と昨年北海道に来た時に答えたフェリーのアンケートで特A寝台が当たり、今年はそれを使って来たんだそうな)して、8時半頃出発。

旭川には出ず、脇から当麻に出てそのまま東進して遠軽へ、更に東藻琴へ。
ここまでは天気も快調で日焼けで右腕が痛いくらい…なんだけども、東藻琴から山に入った途端天気が急転して10m先が見えないくらいの濃霧になり、更には雨まで降り始める始末。

そんな苦労してどこに行ったかというと、ある意味風雨来記の聖地とも言える摩周湖であります。
実は今年は仕事の関係で満月の時期に休みが取れず、今は丁度新月なんで当初は来る予定は無かったんだけれども、やはり川湯温泉のハヤシライスのあの味が忘れられずに再びやってきてしまったのだ!……そして今日は定休日だった罠orz 月曜日だと思ったのは記憶違いであったか(泣)

しかし向かいにレトロ調な家の中にこれまた懐かしい昭和の味わいの家具、でも飾ってあるのはオリジナルデザインの衣類とアフリカの民芸具という不思議なお店で手作りパンを売っていたのでそれを店内でいただくことに。
レモングラスのお茶とともにいただく普通とはちょっと違うメロンパンや鳩麦パンはなかなか美味かったですよ。でもうっかり金を払うのを忘れて帰ろうとしたのは秘密(笑)

食べ終わった後は南下して表摩周経由ではなく、北上して緑経由で裏摩周へ。
裏摩周の前に神の子池にも足を運んだけど、昨年に比べてダートが楽になった様な気がする。というか、単に観光客が増えて地面が踏み固められただけかもしれないけど。

裏摩周では雨も半分本降り、霧は濃くて湖面なんて全く見えない状態で泣く泣く撤収。
来年こそは満月の写真が撮れます様に(-人-)南無南無

んで、今日のお宿はフェリーパックに付いてきたクーポン券を使用して摩周湖ユースホステルで一泊。
ここ、ユースだけでなくホテルとしても営業している様で、なかなか良い感じの宿であります。今日はオフシーズンと言うこともあってか、一人部屋で気軽に出来るというのも良いですな。
そして何と言ってもAIR-EDGEがアンテナ5本で繋がる!これはなかなかポイント高いですよ?

夕食も結構ボリュームありそうなので、今から楽しみだす。
体力回復も兼ねて、今日は風呂に入ったら早々に寝ることにしよう。

しかしこれで旅も半分が終わりかぁ。
これはっ!?という様な大きな出来事もなく*1、割とのんべんだらりとやっていたらあっという間に旅も半ばになってしまいましたな。やはり1週間じゃ短すぎるわ
次の長期休みは9年後……って、先はまだまだ長いなぁ。

*1: 電話が死んだというのは、別の意味で大きなイベントではありましたが


【北海道八泊九日の旅 5日目 番外編】 ()

衝撃の事実その1
お亡くなりになった京ぽん、今日繋いでみたら認識してたorz
店でデータ転送用の機械に繋いでもらった時も駄目だったのに、何故今になって?
このまま普通に使えるようなら、端末が1台浮くことになるな。まだAIR-EDGE解約してないならいる?> To げるさ

衝撃の事実その2
今日宿に泊まっているのは6人ばかしいるのだが、日本人はあっし一人の罠。
あっしの英会話なんて中学レベルだからまともな会話が出来ません事よ?

衝撃の事実その3

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『英会話もまともに出来ない奴が
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ          いつのまにか日本語の話せない香港からの旅人を
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |            根室まで案内することになっていた』
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉        おれも何がどうなっているのかわからなかった…
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    駅前留学だとか100人100色の英会話だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



2006/06/28 (水)

【北海道八泊九日の旅 6日目】 ()

つうことで、今日は香港から来たケリーさんを案内して、根室界隈を廻ることに。
といっても、今日は朝から生憎の雨&濃霧のお陰で、見られる所なんて殆ど無いんだけどね。

摩周湖YHを出て、まずは根室市内にGO!思っていたよりも早く着き、時間も十分に余裕があるのでそのまま納沙布岬まで足を延ばしてみたのだが、う〜む、霧のお陰で何も見えないな。例の座礁したロシアの漁船は錆び付いて流されたのか、去年よりもボリュームが減っていた様な気がする。

続いて向かうは根室市内をちと外れて国道44号の道の駅へ。
本当の予定では途中のタイセーマートで焼き鳥弁当を食べる予定だったのだけども、ケリーさんを連れていたのと、朝食を食ってから2時間しか経っておらず、結構腹が満腹でどちらか一方しか無理だったので、ケリーさんと相談した結果エスカロップの方を優先することにしたので。

飯を喰いながら、拙い英語力でケリーさんと会話。
どうやら彼女、既に日本には6回来ているらしく、更に今年の10月にももう一度来るとか。割と裕福な家庭の女性なのか?
温泉好きで自然好きと言うことで、北海道は非常に肌に合うらしい。

エスカロップの方はデミグラスソースの酸味がちと強いかなぁ。
もう少し酸味を抑えてコクを出した方が(要はもう少しハヤシライス的にした方が)個人的な好みとは合うかも。

道の駅を出た後は、ケリーさんの希望で温泉……探したけど霧多布温泉しかないな。
霧多布温泉は俗に言うスーパー銭湯みたいなものなんで、個人的にはあまりおすすめでないのだけれども、時間一杯まで入っていたところを見ると彼女はかなりお気に入りだったらしいですな。

その後は彼女は湿原に行くとのことだったので4時前の汽車*1に乗らねばならず、一路釧路駅*2へとひた走る。
道中時間に余裕があったので涙石とかあやめの郷とかに寄っても良いかなぁ…とか思ったけれども、実は寄らなくて大正解。釧路駅に着いたのが、彼女が乗る汽車の出発時間の8分前とかだったので(汗)
結局彼女とは別れの挨拶らしい挨拶も交わさず、メールアドレスだけ交換してお別れしました。

前日、彼女と色々と話した時には明日も帯広で一緒に行動したいと言われたのだけれども、流石にそれはご勘弁頂きました。気軽で身軽が信条の一人旅なもんで。
とはいえ彼女もなかなか押しが強くてどうしても一緒に行動すると言われたので、丁度当初の目的*3の参考資料として持ってきていた廃線跡地の写真集などを見せ、明後日以降はその辺を廻るから*4と言うことで、納得してもらいましたが。

彼女と別れた後は、何故か釧路のブクオフを梯子(笑)
1軒目では現在はまり進行中の竹本泉氏の絶版本が結構な数転がっていたので総浚い、その他も色々有って、気が付けば35冊買っていましたがorz
これも『ゆきのおと』の蔵書が悪いんや。

今日の宿は本当は和琴半島でキャンプを…とか思っていたのだけれども、昨日の大雨と今日の天候でそれは回避していたので、結局昨年も泣きついたビジネス宿にお世話になることに。
車中泊でも良かったんだけど、車中泊だと飲みに行くのも難しいからね。

宿のご主人に紹介してもらった飲み屋で軽く一杯。
出てきた沖鰈の煮付けは脂がのっていてウマー。更に生雲丹も一盛り載って、ビールに銘柄日本酒2杯で当初考えていたお値段よりも2割ほどお安い価格でご馳走になりました。
沖鰈、骨の周りが一番ウマー。

宿への帰り道、DQNな高校生らしき集団に「そこの兄ちゃん」とか声をかけられるも、そこはまぁ年の功で華麗にスルー*5。こんなのにいちいち付き合っていたらキリがないしね。

てな感じでほろ酔い加減でこの日記を書いていたりします。
しかし北海道旅行も明日の帯広泊を終えたらもう終わりかぁ。とても物足りない感じがするなぁ。出来ればあと2週間くらい居たいくらい。まぁそんなことをしたら会社をクビになること120%間違いなしなんだけどね(^^;

*1: 道民の方は"電車"ではなく"汽車"と言います((C)北へ。)
まぁ、電化されているのは函館本線の一部だけだしね

*2: 当初の予定では東釧路駅だったんだけれども、助手席にケリー嬢が乗ったお陰でPCナビが使えず辿り着けなかった

*3: 結局その目的は殆ど果たせず、今のところ深名線・留萌本線のSL・石北本線の川湯温泉駅位しか足を運んでいないけど

*4: これは半分言い訳=半分真実で、天候と道路状況さえよければタウシュベツにはもう一度行こうかと思っていたり

*5: 単に聞こえなかったふりをして、足を速めることもなくそのまま行き過ぎただけだけど



2006/06/29 (木)

【北海道八泊九日の旅 7日目】 ()

宿に泊まるも隣の部屋の親父が夜中に騒ぐやら鼾と歯軋りがひどいやらで1時間おきに目が覚める始末。
宿は8時半頃後にして、さて今日はどうしようか?と考えたがケリー嬢に対する言い訳というわけでもないけど、このまま北上して川湯温泉で一昨日食べられなかったビーフシチューを食べた後、昨年は置戸までしか行かなかったふるさと銀河線の廃線跡を全線踏破してみようかと思い立つ。

川湯温泉に向かう途中、コッタロ湿原展望台に行ってみたのだが、展望台といっても単に駐車場が有るだけで木々に阻まれて殆ど景観を楽しむことは出来ず。でも途中で道路を散歩する道産子を見られたから良しとするか。

川湯ではオーチャードグラスでビーフシチューを食べた後、ここにもケーキを卸している店でデザートを。こんな所でも十分に商売としてやっていけるんだなぁ。お味の方もなかなか良かったでありますよ。
食後に足湯でリフレッシュしてから、北見の方へ出発。

北見では何故かまたもブクオフに立ち寄るが、ここで探していた『てんじんさん』の最終巻が見つけられたのはラッキーだった。これだから地方の古本屋巡りは止められねぇ。

北見からは順を追って駅を辿っていくが、どの駅でも駅名表示板などは全て外されてしまい昔の面影を辿ることが出来なかったのは残念。噂に聞いた話では、廃業時にオークションで全て売却してしまったとも。

置戸までは割と地方の田園地帯を巡るローカル線の様な雰囲気だったのだが、それを過ぎると山岳線の趣と相成りなかなか味わい深い物が。嗚呼、こんな事ならば前回池田まで行っておけば良かった……と今更言っても後の祭りな訳で。

道の方も割と順調だったのだけれども、今日は宿を音更のYHに決めていたので終着駅の池田まで行ってしまうとどうしても夕食の18時半には間に合わない。
結局2つ手前の高島までは辿り着き、そこからは不本意ながら道央道を使って音更まで、そこから道に迷って180度逆方向に行くなどのアクシデントは有るも何とか18:25に到着(汗)

夜は備え付けの本を読んだり、女将さんやチャリダーの兄ちゃんと話したりして寝る。



2006/06/30 (金)

【北海道八泊九日の旅 8日目】 ()

泣いても笑っても北の大地は今日が最期。
宿の方は8時半頃引き払って、まずは音更市街に出て給油。残量がランプ点灯直前だったので、この状態じゃ下手な所には行けませぬ。

その後、昨日行きそびれた残りの2カ所の駅を廻ってふるさと銀河線は全線コンプリート。まぁ、普通の人から見れば何やってんの?てな感じだろうけど(^^;
まだ、駅などは殆ど残っているけれど、あと2年もすれば徐々に遺構も少なくなってくるんだろうなぁ。

池田ではワイン城に行っておとんおかんの土産を買い、更に名も無き展望台に上って十勝平野の風景を堪能する。
あれだけの見事な雲と、その雲が落とす陰がコントラストになっている緑の畑は他ではそう見られる景色では有りませんな。

池田を出て再び音更。ここでは毎年恒例の柳月スイートピアガーデンでクレープを食う。
姉貴に頼まれていた三方六はここではなく、帯広駅前の本店で購入。やはり北海道に来たからには一度は明理嬢の聖地は訪れておかなくちゃね。

その後、またブクオフまで足を延ばし、そこで探していたディック=ロクティの小説全巻を発見。当然購入。一体ここまで来て何をしているのやら。

時間的にはこの時点で既に3時を廻っていたので、ここからは鵡川経由で苫小牧入り。
何故鵡川経由かというと、実は一度シシャモの雄を食べてみたかったのだ。*1
土産には雄10雌10のセットを購入、ついでに昼飯兼夜飯としてほっき丼を食ったが、要は親子丼の具に北寄貝を使っているだけだけどもこれがなかなか美味かった。

苫小牧には19時半頃到着。船のチェックインにはまだ時間があったので市内散策してTSUTAYAで新刊をあれこれ購入。でもマンホール他数冊はゲット出来なかったので、こちらは地元で手に入れるしかなさそうですな。
一応ブクオフにも足を延ばしてみたのだけれども、こちらは新装開店準備中とかでまだやっていなかったorz

21時半過ぎにフェリーターミナルに入り、後は乗船して出発まで待機。
そして23時45分出航。

一週間というと長い様でありながら、本当に短いものでありました。
さらば北海道!次は何としても冬に来るぞ!

*1: 普段店に売られているシシャモは実はキャペリンと呼ばれる別の魚で99.9%が雌だとか。
鵡川で取れるシシャモは雄は脂がのっていて美味いんだそうな((C)築地魚河岸三代目)




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  • 2004:
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  • 2003:
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  • 2002:
    01[||]/02[||]/03[||]/04[||]/05[||]/06[||]
    07[||]/08[||]/09[||]/10[||]/11[||]/12[||]
  • 2001:
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    07[||]/08[||]/09[||]/10[||]/11[||]/12[||]
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